湯沸し器を修理して、大成功♪♪ イェイ!
うちの「セントラルヒーティング(死語ですよね)+瞬間湯沸し+風呂の追炊き」用の湯沸し器が壊れました。今朝起きてみたら中からカチカチ音がしていてお湯が出ない。
27年使ってきて、「いつ壊れてもおかしくはないが、新品交換は30万円だよな。」と深層心理では理解していたけど、やっぱり30万円は痛い。ダメ元でやれるところまでやってみようと脳内スイッチを入れたのでありました。
まずは診察です。
給湯器横のごみ袋と床の間は水でべったり濡れているけど、びしょびしょに流れ出ている程ではない。中から水が流れ出てくる様子も無い。
点検パネルを外して中を見ると、8割がたびしょ濡れ。
カチカチと音がしているのはびしょ濡れの漏電ブレーカーでした。
水は上の方からポタポタと垂れてきます。一滴落ちるのに丁度1秒くらいです。
次に原因の特定です。
あちこちびしょ濡れで水の流れが見えないので、元栓を締めてからドライヤーで内部を徹底的に乾かします。その後元栓を開き漏れ出している場所を発見します。
幸い漏水場所はすぐにみつかりました。瞬間湯沸し側の銅パイプにピンホールが開いてました。
青丸の中にポッチがあるのがわかります。緑白い輪があるということは、一日二日で出来た穴ではなくもっと長い時間かけてこの大きさまで成長したのだと想像できます。
これなら修理できます。
銅パイプの表面をサンドペーパーで磨き、半田を盛って穴をふさぎました。
でも手持ちの30Wの半田ごてで作業したので、じっくり時間は掛けたけどまだイモ付け(テンプラとも言う)なのが気にはなる。ペンチではぎ取れば取れてしまうと思う。しかし穴の径が限りなく小さいので圧力は上水道クラスだけど、実効保持力はとても小さくて済むはず。経過観察ですな。
漏電遮断器は外付けしましょう。
当面はバイパス処理で逃げます。コンセントに付けられる漏電ブレーカーが市販されているのでそれを購入しましょう。
というわけでとりあえずここまでは経費0円で修理が済みました。漏電コンセントは3000円くらいだと思います。
何よりついていたのは、銅パイプの穴が開いた場所が良く見える作業性のいい場所だったことです。何の苦労も無くアクセスできる真正面だったのは最大のラッキー。もし鎌の裏側だったらどこまで手が届いただろうかと、想像したくない程恐ろしい。
しかし次は裏かも知れないよね。俺が死ぬまでもう穴は開かないで欲しいなあ。